活動概要
2020年 第2回世界環境サミットin SDGs Virtual City にご登壇いただきました。
コスタリカの現状と歴史、そして、取組について発表いただきま した。要約をご紹介します。
コスタリカにはいくつかの良い特徴があります。この国は軍隊を持たない平和な国です。2018年の人材開発部門では高い数値を示しています。ラテンアメリカで最も強力な民主主義国の68位に位置しています。教育への投資が盛んです。社会保障制度が充実しています。国土の4分の1が国立公園または保護地域でもあります。
しかし、この国には負の特徴もあります。それは、深刻な貧困問題があることです。人口の20%が極度の貧困レベルにあります。また、インフラの整備も遅れています。公的債務も多く、脱税も目立ちます。社会には根強い格差があります。また、その格差が拡大しています。
コスタリカは2016年9月、SDGs達成のための国立公園を創設するという画期的な一歩を踏み出しました。この国立公園には、政府の三部門であるビジネスセクター、市民社会組織、大学、コミュニティ組織、地方自治体が参加し、政府、民間企業、市民社会のパートナーシップが形成されています。2015—2020年の国家戦略計画は、コスタリカの都市計画における課題と、統合的な開発比率の確立の可能性に基づいています。
政府は、SDGsを実施するためのリソースを総動員するために、民間企業、社会団体、学界、科学界、国連機関などの機関に対するガイダンスを提案しています。
私たちは、17のSDGsすべてについて、より人道的で厳格な公共政策のプロセスにコミットした政策管理を実施するために確固たる統計能力を開発しました。また、分析したSDGs指標の59%がポジティブな傾向を示した2017年と2020年の期間の累積結果の確固たる統計能力も開発しました。 ありがとうございました。