世界環境サミット in SDGs Virtual City 代表挨拶

世界環境サミットin SDGs Virtual City
会長  平井 正昭


「世界中に自然と調和した心豊かな環境文化を創る。」これが世界環境サミットの理念です。人類が地球に降り立ちはじめに行う事は「文明を築く事」にあります。そして、現代の我々は「より良い文明を築く事」になります。即ち「より良い文明」とは「自然と調和した心豊かな環境文化」が基本なのです。

さらに、より具体的にイメージするならば、それは「芸術あふれる環境」となりそれは「楽園」と呼ばれます。逆に「芸術の存在しない環境」は、「地獄」と呼ばれます。「芸術あふれる環境は楽園となる」———我々人類が全体として持つべき目標が、これでハッキリと見えてきます。もしも理想的な形で神のような存在が人類を直接的にコントロールするならば、地球を美しい姿に戻す為に『循環型社会構造(リサイクルシステム)』を示して、世界を永く善なる方向へ導く行動を我々に呼びかけ、それこそが「自然と調和した心豊かな環境文化」が築かれ楽園の創造につながることを実証される事でしょう。


人類共通の課題である「環境問題」を、「環境改善」につなげていく事はもちろんのこと。目指すべきは「マイナス」を「ゼロ」ではなく、「プラス」にしていくことと考えます。「なんとか生きていける」レベルから、「心豊かな環境文化」にまで昇華させていくことが重要なのです。その理想を現実に近づけていくために、国益を超えて話し合える「場」が必要です。そこで、オンライン会場とリアル会場の二つを用意し、世界中の人々が言葉と国境、人種、政治、経済、宗教などの壁を超えて繋がり合えるインフラを構築いたしました。

やがてそのインフラが「グリーンマーケット(環境改善マーケット)」となり、自然と調和した経済社会へと実を結ぶ事を願って、日々活動しております。この小さな国際機関の投じる一石が、やがて大きな波紋となって世界全体に行き渡り、新たなる環境文化の創造と、より良い文明を築く礎となれば幸いです。

「人類が正しく美しい文明を築こうと歩むなら、それは自ずと地球創生の環境のルーツへと向かいます。そして地球創生の環境のルーツを探究するならばそれは自ずと正しい文明を築く未来への道が見えて来る。」   平井 正昭

 

 

世界環境サミットin SDGs Virtual City
大会委員長  石川

すべては志からはじまる
 

新型コロナウイルスの影響で世界中の生活様式や価値観が大きく変化しつつありますが、これは単なる偶然ではなく人類にとっての必然的な出来事だと言っても良いのではないでしょうか。

その理由は文明の大転換期には世界中を巻き込んだ価値観の転換が起ることを歴史から知ることができるからです。文明の大転換は約800年ごとに起っていて、現在がまさに新たな大転換期として位置づけられ、欧米を中心とした西の文明から東アジア諸国の活躍が求められる東の文明の誕生点にきていると考えられています。そうした意味からすれば、我が国日本からSDGsの取り組みを世界に向けて発信することも必然であると考えるところであります。

また、世界で最も長く続いている国としての日本の存在が、世界各国の歴史や文化伝統を将来に向けて有機的に活かす鍵となっていくとも考えます。こうした背景と共にコロナ禍の中で生まれた世界環境サミットin SDGs Virtual Cityが果たす役割は、我が国が持つ使命的な要素も含んでいると言えるのではないでしょうか。

今後も、より多くの志が集まり、チームとしての大志が誕生し、我々の天命ともいうべき運動になることを祈念しつつ、2025年の大阪関西万博を1つのターニングポイントと定めて政治と経済が一体となった活動を推進して参りたいと思っています。

 
 

世界環境サミット in SDGs Virutal City

特別顧問  川島 省二 

 

 

SDGsは私たちひとりひとりに問いかけています。20159月に国連サミットで採択されたSDGs(持続可能な開発目標)は、SDGs国連加盟国193ヶ国が2030年までの15年間で達成すべく17の国際目標が掲げられ、環境、社会、人権、教育など、世界が抱えるさまざまな問題の解決を目指したものです。「持続可能」とは、地球環境の保全を進め、賢明な利用とそのバランスを通じて人と自然の共存をしていく他なりません。「開発目標」とは、そこにかかわる人が果たすべき責任を認識し、継続した行動に定着させることを意味しています。


近年、このSDGsのゴールを意識した政策や、企業活動なども非常に活発になってきました。社会のさまざまな場面において、こうした自発的な行動が示されるようになったことは大きな前進といえるでしょう。しかし、SDGsへの参画や取り組みの意思表示が、本当に実効性のあるものか確かめにくいことも課題です。企業は充実した環境CSRを掲げ、様々なビジネスが展開されていますが17のゴール達成に合致しているものなのか?ゴールに向かった取り組みなのか?わからないままSDGsが表示されているケースがあります。

一方、自治体に目を向けると具体的な施策を示さずにSDGs推進都市、ゼロカーボンシティ、気候非常事態などの宣言が先走りしていることも目につきます。我が国は海に囲まれた緑豊かな風土でもあることから、自然環境保護、歴史文化の継承、農産物の地産地消等など、SDGsを知らなくても行われてきたことが多々あります。 このような先人からの知恵を置き去りにするようなことのないよう、官民が一体となって検討を重ね、現実味のある宣言になることを切に願います。

「責任ある行動」とは何か? SDGsは、私たちひとりひとりに問いかけています。これからは、ターゲットに向かう提案とプロセスを合致させることがSDGsの達成の近道になることでしょう。世界環境サミットは、これらの先進事例について第一線で活躍される研究者や事業所などの講話が視聴できる素晴らしい場となっており、世界からメッセージが届く学生サミットも充実しています。今後も、当カンファレンスが環境をキーワードとしたSDGsの羅針盤となることを期待しています。